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ブログ
カテゴリー つぶやき
2016/09/30

・・はぁ・・情熱・・・?あの時には分からないことも少しずつ。

宮下です。

9月も今日で終わり。

明日から10月。今年もあと10、11、12月。。

 

去年の今頃はBlogも全然書かず(スタッフに任せて)、接客もほとんどせず(スタッフに任せて)、向かい合うのはPCのみ。日々の思いを溜め込み、結果自分の存在や店の存在意義が分からなくなり、非常に心が辛かったのを覚えています。

あのまま行ってたら今どうなっているか分かりません。。

それを救ってくれたのはお客様との会話(対話)であり、毎日綴っていた日々のBlogでした。

なんだか最近、久しくお会いしていなかったお客様がBlogを見てますとお越し下さったり、4年前・3年前にご注文をしてくださっていて最近はご注文のなかった県外の方々からのご注文も相次ぎ、日々の大切さを痛感しています。

Blogやオンラインストアを何年経っても見てくださっている事実が本当に嬉しいです。

 

 

 

今日は月末ですし、過去のことを踏まえながら誰にも言っていなかったことを書こうと思います。

 

僕が東京の専門学校から地元に帰省していわゆる"社会人"になったのが22歳の時。

そこから2つのセレクトショップを経て25歳の時に独立しました。

僕には上司と言える方が数名しかいません。

今ではそんな自分が上司なので、もう誰も僕に仕事で何かを教えてはくれません。

そんなわけで僕は、その数名の上司の教えと、独学(自分の経験)によって形成されています。

僕が独立する前にいたRone(ロネ)というショップとそれを作ったKさんという上司(代表)がなかったらそもそも今の僕はありません。

じゃあKさんに何かを言葉であーだこーだ教わったかと言えば、決してそんなこともなく(僕は言葉であーだこーだ教えるスタンスですが・・・笑)、ただただその姿を見てという風に思います。

 

『あの人を越えたい』

 

その気持ちで独立し、今でもその気持ちは決して途絶えることはありません。

ただ、あの人の"やってきたこと"、"思い"みたいなものは受け継ごう、そこにあの人がやっていなかったこと、やらなかったことを自分なりに加えよう。そういう思いは常にあり、Roneで扱っていたブランドが未だに当店にあり続けるのも、Roneの頃にやっていた習慣が未だに当店にあり続けるのも、きっとそういうことだと思います。

今そのRoneはなくとも、あの方が残したものを大切にしていきたいという思いもあります。

あの人が大切にしてきたことであの人を越えること、それが唯一僕がその人に出来る恩返しのように思うからです。

 

 

KさんがRoneを手放すのを期に僕は独立を決意しました。

それが2010年の9月か10月。(Seltieのオープンから4か月程前です)

こんなこと言うのもおかしいですが、Roneはもちろん儲かっていましたし、確実に利益が出る体制は整っていました。普通にやっていればお金も入る。

そのRoneをKさんが手放す時(辞める時)に言った言葉が、

 

『情熱がなくなった』

 

当時の僕からするとお金が入ってくるにも関わらずわざわざ手放す理由が一切分かりませんでした。「情熱?はぁ・・・情熱・・・・それって辞める理由とリンクしないよなぁ」なんて感じていました。

お客様からも「KさんはなんでRoneを辞めちゃったの?」とよく聞かれましたが「情熱がないとのことで・・・」と僕自身、その情熱がなんなのかよく理解出来ていませんでした。

 

今、自分が2店舗を運営し、来シーズンからは子ども服も扱うわけですが、それを突き動かしているのはその"情熱"以外にはありません。笑

そこにはお金とかそういう類のものはあくまでも手段でしかなく、目的にはならない為に、同じく情熱がなくなった時にSeltieも同じく辞めどきだと断言が出来ます。

逆に、資金繰りで苦しいときやなんとかあと数日で数百万を用意しなくてはいけない緊急事態であっても何度となくそれをやり遂げてきました。

そこには諦めない気持ちや情熱しかありません。

独立してからのこの5年半でその情熱を少しずつ知りました。

 

 

昔のRoneを知る方々が今でも当店でお買い物をして下さいます。

20代、30代、40代、50代、、、

その方々は今でも揃って服が大好きです。

僕はそんな服好きの方々が大好きです。

どんなに時が経とうとも、エッジの効いた服とワクワクするような服を取り揃え、服が好きな方々と共にこれからも歩んできたい、そう思います。

僕にはこれしか出来ないので。

 

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PS、先日の出張で時間があったので秋葉原まで行き、饗 くろ㐂へ。(ラーメンの画像はネットより引用) ここにはBlogでも書いたOくんが働いています。その味には情熱を感じました。好き嫌い、賛否両論は物事には付き物ですが「またすぐにでも食べたい・・・」僕は帰りの駅に向かう途中にそう思いました。

そうお客様に思ってもらえるような仕事がしたい。

 

10月は展示会ラッシュでもありますので気を引き締めて頑張ります!

 

Seltie 宮下 慎司