宮下です。

2日間の『ANREALAGE (アンリアレイジ)』の受注会を終えました。

お越し下さった皆様、ご協力下さったANREALAGEの皆様、誠にありがとうございました。駆け込みでのご来場も本当に嬉しかったです。

いきなり話は飛びますが、

姉妹店であるNewTimeを運営して気が付いたのが、当店(Seltie)でお取り扱いのあるブランドは販売に結びつくこと(売れる)が多いのですが、以前に扱っていたブランドや扱いのないブランドはなかなか販売に結びつきません。

「なんでかなー？」と疑問でした。

世間的には同じテイストと括(くく)られるブランドでも当店で取り扱いがなければなぜか売れにくい。

SeltieとNewTimeは姉妹店ですが「お客様」自体が若干異なるので、お客様どうこうの問題でもない。(もちろん関係がまったくないわけではありませんが)

明確になったのは“ブランドをその地に根付かせるのは実店舗”だということ。

その土地に種を蒔き、絶えず絶えず水をやり、育てていく。1日では結果は出ないけれど絶えないその行いによってその地に少しずつ根が張っていく。そんなイメージです。

実際当店で今売れているどのブランドでもいきなりお客様に売れたわけではなく、毎日毎日毎シーズン毎シーズンの積み重ねによって売れてきました。

水をやらない(取り扱いを止めてしまったり)ことがあれば根は腐ってしまい張ることもやめてしまいます。

きっとNewTimeに置いてあるなかなか販売に結びつかない◯◯というブランドも、他の土地にいけばそれは即完売商品になりえます。そこにはブランドネームだけではない、人、実店舗、土地との関係性があります。

いくらお取り扱いがあったとしてもシーズンによってガラッとテーマが異なるANREALAGEのようなブランドは絶えない水やりや伝え続ける強い気持ちがないとなかなか根が張らないと感じます。

だからこそ、このタイミングで”受注会”ということを選びました。もう1度強い気持ちで根を張らせていこうと。

セレクトショップとして僕自身が”セレクト”を貫くことは決してやめません。

合わせてこのような受注会を通して、信じてきた大切な1つのブランドをその地に根付かせていくことも継続します。(『ANREALAGE』の受注会は毎シーズン継続して行ってまいります。)

今回の受注会にお越しいただけなかった皆様や当店のオンラインストアをご利用いただいている方々に向けても当店がセレクトしたANREALAGEのアイテムをご提案させていただきます。

僕らに出来ることは本当に本当に小さなものです。

だけれど、実店舗でしか出来ないこと、僕らにしか出来ないことを通じて、1人でも多くの方々に日常を明るくするような衣服をお届けしていきます。

今後のANREALAGE、デザイナー森永 邦彦氏の活動にもご注目下さいませ。

明日からはSeltie、NewTimeともに通常営業となります。

皆様のご来店とご注文を心よりお待ち致しております。

PS、撤収作業、頑張ります！！

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Seltie 宮下 慎司

(ANREALAGEで僕らが受注したもの(今迷っているもの)を着て、、)