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’12A/W 出張日記 Vol.6

2012.06.07|展示会(出張日記)

昨日は『keisuke kanda(ケイスケカンダ)』の’12秋冬コレクションの展示会の為、東京出張。

こちらにて僕の、Seltieの、秋冬コレクションの展示会は一応(実はまだ・・)終了となります。

3ヶ月〜4ヶ月ほぼ毎週行っていた東京も7月(来月・・笑)くらいまではお預け。

いや〜長かった。よく考えると1年の3分の2は展示会と発注に追われている訳です。恐っ。

この仕事は服が好きだから出来るんでは決してございません。

やる気と忍耐、精神をいかに保ち、モチベーションを下げないかが一番大事。

自分が何を目的とし、先のビジョンを確かに見つつ、目の前のことにとにかくぶつかっていく。

服が好きなだけでは絶対続かない。

好きなのは当たり前。その好きをどこに向けていくか。

・・・あーまた熱くなりました。

そんなわけで、お問い合わせも多い為、『keisuke kanda(ケイスケカンダ)』の展示会の様子等を僕の言葉でお伝えしていきます。

※今週末に『keisuke kanda(ケイスケカンダ)』一般の展示会に行かれる方はこの先は見ないで下さい(笑) 見てしまい楽しさが半減してしまうといけませんので・・・・。

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デザイナー神田さんとのお話の中で、根底としてあるのが<パンク>。
反骨的でとてもとても強くて熱いもの。
でも、それを決してゴリゴリのパンクとしては絶対に見せない。
スタッズもなければ、レザージャケットや真っ黒のブーツとは真逆。
キュートで、優しくて、見るものを引き込む花のよう。
だけどそこにこそパンクがある。
僕が拝見したのは、今回で3シーズン目。
2006年の秋冬からスタートした『keisuke kanda』の歴史の中では1年半(3シーズン)というものはとても浅い。

以前、神田さんとお会いしてお話しする中、この方はとてもとても異質だと感じました。

他ブランドのデザイナーさんともたくさんお話してきましたが、なんだか土俵が完全に違う。
圧倒的な芯を持ち、パンクの塊みたいな方。
この方が作る服がなんでこんなにも魅力的かを知らされました。
僕はもともと服が大嫌いで、服があるから自分がこんなにも苦しむはめになる、世界中が制服になればいいのに、とずっと服を憎んできました。

反骨精神では負けない。目には目を。パンクにはパンクを。というがむしゃらな接し方を『keisuke kanda』にしていた気がします。→先シーズンの出張BLOG
今回、洋服を拝見し、神田さんとお話し、今までとは明らかに違う気持ちが芽生えました。

画像が荒くてすいません・・・。

当店で入荷する予定のもの(他にもございますが写真無し)をずらっーと。
服の詳細はあまり書かないようにします。

可愛いだけではないんです。

一番大事なこと。それは気持ち。

僕は不覚にも、販売員・店として一番大事なこと(一番当たり前のこと)をきちんと皆様に伝えきれていなかった気がしました。

パンクのことばかり念頭にあり、そこにしか目を向けていなかった。

一番大事なことは、1つ1つを丁寧に丁寧に、1針1針に想いを込めて、気持ちを込めて作られていること。

愛に溢れているということ。

神田さんとお話し、会場を後にし、高円寺駅の広場で一人たそがれている時にようやく気付きました。。

『keisuke kanda』はパンクで、愛に溢れたブランド。だからこそ皆に愛される。

たくさん試着し、たくさん悩んで、1点ものをたくさん買い付けてきました。

定番かつ大人気の「しろくま」「くま」も選んできました。
(同じ「しろくま」のフードの柄違いも数点入荷予定)

これから最終的な発注業務です。

僕は僕なりに、Seltieとして、皆様に楽しんでいただけるよう、喜んでいただけるようなご提案をさせていただきます。
そして皆様にこの『keisuke kanda』の愛をしっかりと届けたいと思います。
最後に、
神田さんとのお話の中で一番印象に残っていること。
『僕たちは何があっても、おじいちゃんになっても、ずっとこの仕事をし続けなければならない。夢を売る仕事だから。』 
『僕達が倒れたら、スタッフやその家族は路頭に迷い、お客様も困らせる。』
『体は資本。大事にしなくちゃね。』
パンクの中にある、とっても温かい優しさになんだか救われました。
僕は一段とkeisuke kandaが、神田 恵介さんが、大好きになりました。

来シーズンの『keisuke kanda』もご期待下さいませ!!!!

Seltie 宮下