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’12A/W 出張日記 vol.5
2012.04.19|アイテム紹介
やっと出張も終盤戦。展示会もこれから控えている数件で終わりです。
まだやり残しているオーダーを済ませれば、もう9割くらいが終わる事になります。
2月の3週目から毎週毎週の東京。
いやー頑張りました。本当に。(まだ終わっていないけれど・・・)
Seltieにとっての4シーズン目。
’12ー’13A/WのSeltieのテーマは『POWER(パワー)』
言葉にするとちょっとダサいけれど、パワーです。
服自体から目に見えてわかるパワー。
あなたを内面から輝かせ、気持ちを上げ、そしてあなたの周りすら変えてしまう程のパワー。
服の持つパワー。
それはデザイナーやその服を作るのに携わっている「人」の持つパワーでもあります。
Ladies’ブランドはもちろんのことMen’sブランドも更に増え、うちの規模で出来る精一杯の提案をさせていただきます。(果たして並びきるのか)
ブランド数はおよそ70。
新規取り扱いブランド20。
僕は僕なりにアンテナを張り、とにかく足を使って、常に頭を使って日々考えてきたことがやっと形になる4シーズン目。
20万円くらいのアウターもあれば、10万円のシューズもあります。
知名度のあるブランドもあれば、世に初めて出されるブランドも。
とくにアウターは大充実。アウターだけでもすごい数ございます。
もちろん手頃で素敵なものもありますし、小物も以前より充実。
コラボレーションアイテム、別注アイテムもご用意。
ブランドの品揃えには絶対的な自信がございます。
かなりハードルを上げてしまいますが、それだけやってきたと胸を張って言えます。
・・・ん〜これで転けたらもう終いっす(笑) これ以上の頑張りは不可能。。。
こんなこと口にするのはとっても格好悪いですが、
僕自身全力の情熱を服に傾け、店として皆様にお届けできるパワーというものが少しでもお伝えできればと思います。
![](http://3.bp.blogspot.com/-raMPUxN5ubs/T4-JPdHydeI/AAAAAAAAGIo/s_wJo0nDSt4/s320/IMG_9711.jpg)
![](http://3.bp.blogspot.com/-eMOdLRT5gq4/T4-JQX2PuHI/AAAAAAAAGIw/xyfha126Ksg/s320/IMG_9773.jpg)
![](http://1.bp.blogspot.com/-pWvzDCficPA/T4-JRv6FnaI/AAAAAAAAGI4/QwLGnE7cyA0/s320/IMG_9797.jpg)
![](http://1.bp.blogspot.com/-5qCpE2L5g0E/T4-JTY_qUWI/AAAAAAAAGJA/udtDDvcYpQI/s320/IMG_9813.jpg)
![](http://4.bp.blogspot.com/-5DzJA5g0EgE/T4-JVG2UtiI/AAAAAAAAGJE/xql4-gVCok4/s320/IMG_9827.jpg)
![](http://1.bp.blogspot.com/-dUjcsEsTRSs/T4-JVyY4VOI/AAAAAAAAGJM/qrp3aCUpbP4/s320/IMG_9837.jpg)
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話は変わりますが、ここに1つの雑誌がございます。
発行は今から6〜7年程前。
当時、僕は東京、高円寺で一人暮らしの専門学校生。
食はもちろんのことあらゆるものを削って服に注いでいたとき。
この雑誌は当時欲しかったですが、買う事はなく(お金使いたくなかったから)、Rone時代に前社長の加藤さんからもらったもの。
(Roneの大掃除中に雑誌を大量に捨てたとき、これもらってもいいですか?とある意味拾ったもの)
この時のファッションは僕にとっても憧れと夢の詰まったもの。
このなんでもない雑誌は僕にとっての大事なものが詰まっています。
(クリスチャンダダデザイナーのZOOさん(森川さん)も載ってます(笑) BLOGに載せると怒られそうだから載せませんが。)
ここに今の僕の記憶に刻み込まれているページがあります。
2006年春夏の『HIRO』のロンドンコレクション。ファーストシーズンかな?
たまたま当時、お店で『HIRO』の目玉デニムを見たときの衝撃とこの雑誌のページは僕にとっての大切なもの。
当時4万〜5万円?したデニムは当時の僕にとっては買えるとか買えないとかの次元ではなかった。触る事しかできなかった。
本当に縁合って、雑誌上の存在だったHIROさんとも森川さんとも今こうして仕事をしています。
そして、当時叶えられなかったものを「今」再現したい。そうずっと思っていました。
来シーズン、僕はそれを復刻したいと思います。(※下の画像は違います)
「良いものは色褪せない」
そして、服によって影響を与えられた人間が次の世代に影響を与える番。
そして昨日、出張から帰宅後にこのページを見てびっくり・・・・。
これも必然なのか、来シーズンより当店で取り扱いを始める『The Old Curiosity shop』のHog Toe shoes履いているやん!・・・っていうかこのショーはこのロンドンの『The Old Curiosity shop』で行ったと記載が。
HIROさん最強っす。かっこいいです。
これはまさしく今だからこその「縁」だなと感じました。
当店入荷のシューズは↓
![](http://4.bp.blogspot.com/-1OCZB70bpQc/T4-RUjVR_0I/AAAAAAAAGKQ/NzQ37T2tzBs/s320/IMG_7906.jpg)
![](http://3.bp.blogspot.com/-kaqN2px46Vs/T4-RYF-6XcI/AAAAAAAAGKY/7Kyfn8XbQ2I/s320/IMG_7908.jpg)
80年代後半のロンドン・ストリートシーンにおいて、アンダーグラウンドなファッションアイコン的存在として、絶大な支持を得た伝説的シューズデザイナー、ジョン・ムーア(John Moore)。
その彼が没後、『木村大太(Daita Kimura)』がデザイン・意志を継承。
名作中の名作<Hog toe boots>
入荷のカラーとプライスは入荷時に・・・。
それから、
![](http://3.bp.blogspot.com/-_gfWeTULzE8/T4-RR-E8kxI/AAAAAAAAGJ4/Oc3VKh00cPI/s320/IMG_7902.jpg)
![](http://3.bp.blogspot.com/-9le4Q8kECPY/T4-RS52ucvI/AAAAAAAAGJ8/t6DSugOVbRw/s320/IMG_7903.jpg)
先端の大きなフォルムが特徴的な<Big foot>
ともに一生もののシューズ。プライスも一生もの。
取り扱っている店舗は全国でも極々わずか。
Hog toe boots、Big footともに今店頭にはどこにもないのかも?
入荷が楽しみです♪♪
・・・ちょっと個人的な話も交え、長くなってしまいました。。。
とくに女性の皆様、大変失礼致しました。
ではご期待下さいませ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
Seltie 宮下