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’15s/s 1週間のパリ出張を経て
2014.07.03|アイテム紹介
ご無沙汰しております、宮下です。
6月24日〜7月1日の間にフランス/パリに海外出張に行ってきました。
目的はパリコレクション(Paris Men’s fashion week)。
町並みは本当に綺麗で、とっても気持ちが良かったです。
そして一番大事な仕事。
ファッションショーから。
写真は全然撮っておりませんが、展示会や合同展示会へも行きました。
数日間パリに滞在し、仕事をしていくうちになんか妙な違和感を感じ始めました。
ファッションショーや展示会へ行くと日本で活躍している有名なバイヤーばかり。
日本人も沢山います。
僕はあるブランドの展示会では完全にバカにされ、そして仕事がなく超余裕なスケジュールで1日を過ごしていましたが、他のバイヤー方はLoewe、Maison Martin Margiela、Givenchy、Rick Owens等々の今回のコレクションの話をしていたり、とても忙しそう。(当たり前ですが)
「あれっ自分はパリに遊びにきたのか」と感じる程、なんか劣等感というか歯が立たないというか場違いというか、、、、
そして、個人的に思ったのはパリではパリなりの戦いをしないとダメだということ。
ちょっと意味は違いますが、「目には目を」「郷に入れば郷に従え」に近い感覚です。
今まで日本でやってきたことは間違いなく経験として自分の血や肉となっていますが、それがパリ(パリコレ)でも通用するのかというとまったく違う。(個人的な意見です)
多くのセレクトショップが同じようなハイブランドを揃えて、同じように販売しているのを見てきてずーっと疑問に思っていました。
結局、世界的に有名な一流のブランドを取り扱いたかったら自分達がまず一流であることを何かしらの手段で証明出来なければなりません。
この地に金のプレートで名前を掲げて借りれるのは非常に名誉あることで、もの凄いことなんだと教えていただきました。
フランス国家功労章を受賞されている川久保 玲 氏の存在の大きさをより一層知ることも出来ました。(実は今回の目的の1つがこういうことを実際に見て知る事でもありました)
また早ければ9月末、遅くても1月末に、
またこれから毎シーズンこの地を訪れます。
もっともっとやれるよう、今をとにかく頑張ります。いや本当頑張らないと。
Seltie 宮下