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『chloma』’13秋冬コレクション 〜被験者〜
2013.08.27|アイテム紹介
本日、『chloma(クロマ)』が入荷致しました。
chlomaは諸事情から休止しており、先シーズンから復活。
先シーズンから早速お取り扱いを始めさせていただきました。(’13S/Sのお取り扱いは全国3店舗)
お客様の反応もとっても良く、「次のコレクション(今の秋冬のこと)も楽しみだな〜」と思っていたものの展示会をやる雰囲気は感じられず、、、
「んっこれは秋冬シーズンはお休みかぁ」と思った矢先のこと。
7月の始めに、’13秋冬コレクション “被験者”を発表。
正直、予算はまったくなかったのですが(コレクションをやられるとは思っていなかった為)、予算オーバーしてでもお取り扱いしたいコレクションでございました。
今回どうしてもコレクションの展示会には行けなかったのですが、恐らく初めて展示会に実際に足を運ばず、実際に商品を手にとらずオーダーを致しました。
(僕にとってこれはタブーだったのですが・・)
久々に「天才的なコレクション」を見せられたように感じます。
“天災?人災?によってセカイに「痛み」がばらまかれてしまった。
半永久的にその痛みを取り除くことは不可能だが、それでも「除去作業」にあたる架空のキャラクターをイメージした”アイテム。
“ウィンドウのむこうで人やセカイが危険に晒されていてもただ見ていることしか出来ない”と説明のあるスウェット。
半永久的に消えることのない傷、痛み、不安がレイヤーされている感覚、それを癒す、救助すること。
ウィンドウのむこうで人やセカイが危険に晒されていてもただ見ていることしか出来なかったこの不甲斐無かった気持ち、その気持ちを忘れてはならないこと。
chlomaのコンセプトは、
[テクノロジーと人、キャラクターと人、インターネットと人との関係を考え、
その言葉の通り、ゲームやアニメ、ネット等の2次元の世界を、現実に、リアルクローズに落とし込む。
このデザイナーである鈴木 淳哉 氏と佐久間 麗子 氏の感覚は、僕にはうまく言葉には表現出来ませんが、
2次元なのか現実なのかその境界線を越える今までに感じたことがない、
頭ではなくもっと上に位置する部分が刺激されるような、不思議な感覚を、見た方・着られた方に生まれる(突きつけられる)天才的なブランドであると感じます。
分かりやすい言葉で上手にお客様にお伝えするのが難しいのですが、、、
長くなりましたが本日の入荷アイテムです。