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美しいと思うあの気持ちが

2012.10.12|つぶやき

毎日毎日あっという間に過ぎてしまい、もう21時です。
さっき起きたばかりかのよう。
ここ数日はいつにも増して本当にモチベーションが高く、朝起きた時は辛いけれど少し経つと何かが沸き上がってきます。
“早く仕事に行きたい”、そんな熱いものが沸き立ちます。
そういう時には自然と嬉しいことも続きます。
たくさんの方がお越し下さったり、たくさんの方が気に入って購入して下さったり、色々なお話を聞かせて下さったり、、、、、
(ここ数日は高額にも関わらず毎日アウターが売れています)
本当に有り難いです。
それは明日への原動力となります。
そんな今日はまた素敵な出会いをいただきました。
きっかけはつい最近。
ずーーーーっと前から存じ上げていたけれど、まったく接点はなかったブランドさん。
昨日のBLOGにも書きましたが、ここ半年以上ずっと“質”について考えていました。
良いもの、素敵なもの、美しいもの。
僕たち服に携わっている者がそれを知らずに、それを伝えずに、
高いからとか売れないからとかそういう理由でお客様に見ていただく(提案する)事すらしない現状。
罪です。
もちろん個人は個人、十人十色とが分かっておりますが、
美しいもの、こんな素敵なものがあるんですよ、一度袖を通してみてください、絶対にその違いに気付きますから、ほらっ、そうですよね、僕も驚いたんですよ、
こういう当たり前の会話だったり、視点がここ数年で確実に変わっている気がしました。
Seltieでは今シーズン19万円のコート、16万円のレザー、10万円のシューズ、4万円のTシャツ・・・・・等々、単価が確実に上がりました。
良いもの・高いものって、本当に全然違う。
そして、それをお伝えしたかった。
古着しか着れなかった自分が初めて10000円のTシャツを買った時の感動と、興奮と、大切にしようと思うあの気持ち。
やっぱり良いものは良い。
ファストがどうだこうだではなくって、そんなことは別にどうでも良くて、10000円の懐石料理を味わうような、すごく満たされてしまうような、気持ちが高ぶって仕方のないような、そういう気持ち。
何かが悪いとかでは決してなくて、もっともっと見るべきものがあり、それをお伝えていく義務。
・・・・そんな時、ふとっ連絡をとらせていただきました。

大変失礼ながら、一度も触れた事はなく、まったくわからない。
“素晴らしい”と聞いていたのをたよりに。
デザイナーの加藤さんはとても快くお話を聞いてくださって、
それから、一番店頭に並んでいるということで原宿のWaltzさんにてka na taさんを拝見。
美しかった。
そして、本日加藤さんを含めた、ka na taをつくっている3名の方々が当店にお越し下さいました。
(誠にありがとうございました。)
2型のみ拝見したのですが、、、Waltzさんと見たときの興奮とはまた違いました。
美し過ぎて、心ん中で大爆笑しました。
すごいです、ka na ta。
ほんとにほんとにびっくり。
なんでもっと早くから見てこなかったのだろうとも思いますが、今だからこそのタイミングも僕は大切にしたいです。。。
・・・・・・・言葉であの時の興奮を伝えるのってやっぱ難しいなぁ。
ちなみに、
ka na taの2アイテムは11月初めに店頭に並びます。
是非ご期待下さいませ。
(あー・・・話に聞いてはいたけど、僕も完全にあの魅力に取り憑かれてしまいました。いやー久々にこんな気持ちを味わいました・・・)
Seltie 宮下