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「絵」を販売すること

2016.05.13|つぶやき

宮下です。

残り土日までの開催となった、

『TAKASHIKONDO』exhibition

“OLD WORK/New Work”

見に来てくださった方々、誠にありがとうございました。

「絵」を販売すること。

とても難しいです。。

予想はしていましたが予想以上と言いますか・・・笑

でもやっぱり初めてのことは面白い!とにかく勉強になるし、考えるきっかけにもなりますので。

僕の中で<服を買う>と<絵を買う>行為というのはそこまで大差のないものだと今でも思っております。

衣食住の中で考えると、服を着ないで生活は出来ないし、食もそう、住もきっとそう。

「絵」は買わなくても別に生きていけますし、今まで買ったことがない人がほとんど。

生きていくにあたって、絵よりも服が重要なのもまぁ分かります。

服で置き換えてみます。

僕らは自分で初めて服を買う時「何を買ったらいいか分かんない」んです。

何が似合うとか、何がいいとか、好きとか嫌いとかなんとなくしか分からない。

そこから買い続けて、いっぱい失敗して、いっぱい試着して、自分に似合うもの、もっともっと良いものを着たくなったり、挑戦してみたり、どうでもいいと思ったり、、、、

そういう経験を乗り越えて今に至ります。(皆様きっと同じ) (食もきっと同じ)

「絵」も同様だと思うんです。

買う機会もなければそんなに見る機会もない。そんなんでポッと数十万円出すわけがない。

それは服をほとんど見たことも着たこともない人が数万円出すのと同じ。そんなことはまずあり得ない。

でも、買ったことがある人は必ずまた買うことが出来る。

全て身近にあるかとか経験とかたったそれだけのことだと思います。

『TAKASHIKONDO』の個展は、これから最低1年に1回は開催致します。

この経験を絶やさないこと、見ていただく機会を絶やさないこと、それだけできっと「絵」はみなさんのお家に飾られると信じています。

なんでもそうですが、初めから結果なんて出るわけがありません。

地道に伝えていくこと、諦めずに信じ続けてやり続けること、それだよな〜なんてこのエキシビジョンを通して感じました。

準備だけで10時間以上もかけたので高額の絵も売れたらそりゃぁ嬉しいですが!!笑

(ボーナス払い出来ますよ!!笑)

今回のレセプションで描いていただいた小さな絵を僕も買おうと思います。(本当はずっと狙っている32万円のが欲しいけど・・・いつか絶対買いたい・・・)

本日より『CILANDSIA』の小物も特別に販売しておりますので是非ラスト2日間のご来場をお待ち致しております!

どうぞ宜しくお願い申し上げます。

Seltie 宮下 慎司

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