宮下です。

今日は生憎の雨降りです。

街は昼間から人通りも車通りも少なく非常に静か。。こんな静かな休日もたまにはいいですよね。

そんな雨の日に少しつぶやきを。

僕はセレクトショップに出会い、そこの商品で人生が変わりました。

今でもその衝撃は忘れていませんし、それがあったからこそ、今自分でもそれをやっています。

どこにでもあるような商品の並びだったり、どこでも買えるようなものばかりを揃えてしまったら、ネットでなんでも買えるような時代にはもちろん通用しませんし、いずれ淘汰されるものだと思っています。

長く、とにかく長く店を営もうとは思っていません。それは考えていません。(もちろんずっと長くやっていきたいですが)

今自分がやっていることを心の底からとことん信じていて、それでダメだったらもうダメだと思っています。

この自分の中に通っている”芯”だけは絶対であって、それが僕にとっては原点であるセレクト(バイイング)となります。

2016年を振り返ると、その独自性のあるセレクトをすること自体がとても困難になっているなと感じます。

多様性や、SNSの情報や、うっすらと感じる格差のせいでしょうか。理由なんか挙げたらキリがなさそうです。

言葉ではうまく説明出来ないのですが、そういうことを潰しにかかるような強い逆風のような。。

恐らくこの逆風は、とくに昨今のようなご時世にはどのお店にもとても冷たく、そしてとても強く吹くように感じます。

この逆風こそが、きっとセレクトの根本すらを変えてしまうものなんだとふと思いました。

本当に自分のセレクトや、やっていることに自信があるのならば、この逆風も確実に凌げますが、

生半可な気持ちでやっていたら、時代に合わせてセレクト自体を変えるか、たぶん辞めてしまうか、潰されてしまいます。

それほどの逆風の威力を感じます。

なんか試されているような気がしてなりません。。

今までやってきて、こんな逆風を感じたことはありません。。

・・・・でも、だからこそ・・

当店らしいことや信じているものを突き通していきたい・・

何かを感じられる服じゃないと嫌なので・・・・・・

そんなわけで、

『RYOTA MURAKAMI』drawing collection ~12月4日(日)まで　開催しております。

「これって子どもが書いた絵ですか？」と本日も何度か聞かれましたが、実際は主婦の方の作です。笑

僕は娘のいるお父さんですが、お父さんは子どもが書いたような絵を平気で着ます。

娘がきっともっと大きくなったら何か思うこと(気付くこと)はあるかもしれませんが、

すまん、俺こういうの大好きなんだわ。笑

だって普通のTシャツじゃつまんないんだもん。。

参観日にも着るからね！

運動会にも着るからね！

(実際にkeisuke kandaの手縫いのジャージを着て行きました)

もちろん普段も着るからね！

うちの奥さんは最近「金髪にすれば？」とか言うので、身近な人の理解って大事だなと強く思いました。

(ちなみにしたいとは言ってない)

とりあえず着る。

とりあえず着る。

まだプリントは決めていませんが2枚は買います。(受注します)

(キリンも熱いんだよなぁ・・)

(ペンギンも熱いんだよなぁ・・)

いくつになっても、お父さんになっても僕はこうでありたい。

誰にでも着れるようなものよりも自分にしか着れないようなものを着ないと。

でも誰にでも着れるようなものも自分にしか着れないように着ます。

それがSeltieです。

本日も新作をアップしております。是非ご覧くださいませ。

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(キャベツも熱いんだよなぁ・・・)

(カニも・・)

Seltie 宮下 慎司