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あの時の”ニート”を思い出す

2017.01.28|つぶやき

代表の宮下です。

連日の深夜までのPC作業と睡眠不足で、大変恥ずかしながら風邪をひいてしまい、今朝熱が。。

今日は朝に出勤してやるべきことを終えて早々に帰宅。

(スタッフの皆には大変感謝・・・)

今は自宅からこのBlogを書いています。

とにかく、食べて、水分摂って、寝ようと。さっさと治そうと。

だいぶ回復したのでここからまたPC作業を再開する前に、とりあえずBlogでも書こうかなと。。(ちゃんと仕事しているよ感も出していかないと!嘘です。)

今日は自宅に誰もいないので音もないシーンとした部屋でひたすらに寝ていました。

たまに考え事して寝て、起きてすぐに寝て・・・・

久々のこの感覚・・・・

なんかとても嫌な思い出がいきなり襲ってきました。。。

僕は独立する前に2つのセレクトショップで働きました。

学生時代を東京で過ごし、(自分の店を持つという夢を携えて)こっちに戻ってきて、1つのセレクトショップで働き出しました。

「服なんて簡単に売れる」と過信していた(調子に乗っていた)僕は1ヶ月くらいで辞めることになりました。

既に実家から出ていたので、無収入だと生きていけません。

すぐに松本PARCOの、あるアパレル店で働いたのですが、あまりにも性に合わなすぎて3日で退職。

そこから1ヶ月間ニートを経験することになりました。

家から出るとお金を使ってしまうのでとにかく家に居る。家には誰もいない。とにかく寝て過ごす。考えるか寝るか。貯金は10万円。。それはどんどんと減っていくばかり。

そんな毎日を過ごしていくとどんどんと滅入ってきます。

これからどうやって生きていくか深刻に考える。

働きたくない服屋で働くくらいなら、妥協をするくらいならと、大手カラオケ店に面接したいとの電話を入れ、面接日が決定。

それを当時の彼女(今の奥さん)に報告をしました。

「俺、カラオケでバイトするわ」

すると、

「服をやっていくって決めたんじゃないの?服屋やるんじゃないの?」

「その為に(東京から)こっちに戻ってきたんじゃないの?」

と奥さん。

その一言で目が覚めました。

「いやでも、、、」と確か言い訳をした記憶もありますが、すぐにカラオケの面接を断って、とりあえず服屋で働こうと。

そしてレディースのセレクトショップで働き出しました。

そこでの経験は今の僕にとってもかけがいのないものです。

ここから僕は服一筋で今に至ります。(本当に感謝です、、、)

・・・・・と、今日布団の中で天井を見上げた時にそんなニート時代をふと思い出しました。(胸が締め付けられます)

今はスタッフや家族、そして何よりもお客様がいる。

当店を必要と思って下さる方がいる。

「自分は必要のない人間なんだ」とニートの時は毎日思っていましたが、それも、今も、結局は僕は全て”服”に助けられたんだなと。

そんな”服”に対して自分の生涯を捧げようと。

自分のような人間の人生を変えるような衣服を提案し続けていこうと。

ブレないで続けていこうと。

それが僕に唯一出来ることであって、完全不器用な僕にはあとはなにも出来ません。

さて、明日は朝から頑張ります!!

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明日は、2月2日(木)に迎えるSeltie6周年にあたっての新しい企画をBlogでご紹介致します。

明日も皆様のご来店、ご注文を心よりお待ち致しております。

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Seltie 宮下 慎司