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’15S/S Collectionの展示会等の様子を今に
2015.04.11|アイテム紹介, つぶやき
宮下です。
この仕事で欠かす事の出来ない次シーズン’15A/Wの出張・発注の怒濤の業務がようやく落ち着いてきました。
今ネットやSNSでは、次シーズン’15A/Wのショーの模様や展示会の様子などがあがっており日々商品のお問い合わせや入荷のご連絡をしてほしい等も増えております。ありがとうございます。
僕はここ数シーズン、展示会の様子だったりをBlogやSNSでほとんどアップする事をしてきませんでした。(ファッションはその特性から)全てが半年〜1年間先へと目がいきがちですが、逆に今には今の大切さがあります。(まぁ当たり前ですね)
情報はどんなに早くても、早くなっても、僕たちの生きる時間だけは何も変わらないわけですので、、、
今から約半年前の2014年6月〜10月頃に撮った画像を掲載して、今店頭に並んでいる商品やブランドの’15春夏コレクションの世界観を少しでもお伝え出来ればと思います。(たぶんこのほうがすごくリアルに伝わるような気がしています)
敢えて半年間過去に戻ります。だけれどそれが今現在でもあります。
さて、僕の出張時はいつもここ”松本駅”から始まります。多いときで月4回〜5回出張へ行きます。
<6月>パリにて。『CHRISTIAN DADA (クリスチャンダダ)』のパリコレデビュー。’14A/Wからの継続でテーマはInfinity。刺繍、ZIPが多く施されたアイテムが印象的でしたので弊店でもそのあたりのアイテムをオーダーしております。最後には桜が舞い散る演出もありました。
パリの大きな広場(確か区役所の目の前)で行われた『HENRIK VIBSKOV (ヘンリック ヴィブスコフ)』のショー。テーマは「STICKY BRICK FINGERS」。ノルウェイの国立オペラ・バレエ団の振り付け師であるAlexander Ekmanとのコラボレーションによるダンスの中のランウェイショーは圧巻。演出と関連するようにスイミングプール、 ウォータースポーツ等のプリントアイテムも今シーズンは多くございます。
<7月>ギャルソン社で行われた『GANRYU (ガンリュー)』のショー。言わずとも一目で分かる”生成”がキーカラーとなっております。春夏らしい軽やかなコレクション。
<10月>『COSMIC WONDER (コズミックワンダー)』の展示会にて。お茶菓子と飲み物が振る舞われました。器からもその世界観が伝わります。
『mame (マメ)』。「passing」がテーマ。小説を読みながら半年間で旅した記録がインスピレーション源。小説に出てくる葡萄色(紫)、大分県小鹿田焼の素焼きからイメージしたサンドベージュがテーマカラー。1つ1つの商品から力強い気持ちが伝わってきます。
『ohta(オータ)』。ここ数シーズン、恵比寿の一角で展示会は行われています。(僕は雨男なので僕が行く出張の50%くらいの確率で雨が降ります・・) 水滴が付いたこの感じも良いです。
『ANREALAGE (アンリアレイジ)』。テーマは「SHADOW」。
“光があれば、影がある。影があるから、光がある。光は洋服を白く染め、影は洋服を黒く染める。光に影を。影に光を。光は消えても、その影が消えないように。影は消えても、その光が消えないように。”スタッズの影まで1つ1つ表現されております。
『written by (リトゥン バイ)』。テーマは「咳をしても一人」。鳥取県出身の詩人、尾崎 放哉の生涯からインスピレーションを受けたコレクション。コレクションの世界観が伝わるよう、病院で使われていたものなどが多々置かれており異様な空間。孤独な最期を迎えた尾崎 放哉 氏をそこに感じました。。。
『ASEEDONCLOUD(アシードンクラウド)』。11シーズン目となる2015年春夏コレクションのテーマは”senkyousi”。「洗教師と染教師」
そのコレクションテーマに合わせて、大きな川が見える展示会場にて展示会が行われました。優しい物語は今並んでいる服にその息吹を残しております。
『BALMUNG(バルムング)』“星屑と塵屑と” 実は初めてでもあった単独による展示会。広くて静かな会場に大きなパネルが置かれ、映像が流れていました。儚さの伝わるコレクション。
『bodysong.(ボディソング)』。 アイテムの幅、価格のバランスも素晴らしく、ここ数シーズンの中でも特に良かった’15S/S Collection。画像は”KOU”氏とのコラボレーションTシャツ。今月くらいに入荷するかと思います。
『keisuke kanda (ケイスケカンダ)』は直営店が高円寺から新宿に移ったので、’15S/Sより展示会の場所も変わりました。新宿駅から結構近いのでアクセスも良いです。(僕は学生時代に高円寺に住んでいたので高円寺にも愛着はあるのですが・・・)
余談ですが、10月には”情熱大陸”にANREALAGE(アンリアレイジ)のデザイナーである森永さんが出られました。僕にとってはこの日は特別でもあります。
余談も多く、長くなってしまいましたが少しでも何かが伝われば幸いです。
この時に見た商品が実際に生産され、今弊店にも並んでいます。
アイテム、コレクションの詳細は店頭もしくはオンラインストアにてご確認下さいませ。
展示会に行った数(件数)は半年で50〜100くらいありますが、画像を撮ったものしかご紹介していないので物足りなさはございますが、今後もこんな感じで出張日記を書けたらと思っております。
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Seltie 宮下