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3月13日(木)の営業時間と、余談:信じる
2014.03.11|つぶやき
宮下です。
最近思ったこと。
僕の知り合いで1人、”ニート”がいます。極度のニート。
その人は、もう数年仕事をしていないし、ずっと家にいるそうです。
家でどんな生活をしているかは知りませんが、作曲家になる為に毎日曲を作っているとのこと。
ほぼ毎日家に籠って曲を作り続けて、早数年。
定職につかないどころではなく、バイトもしていないそうで、僕は正直「どうしようもない人間だな」と心の底から思っていました。
成功するはずなんて100%ないし、そういう人に成功なんてしてほしくない。
なぜなら僕はその人とは正反対で働いてしかいないし、辛くても一生懸命働き、
働く事により自分の存在を認識するにまでなっているから。
家族(親だったり兄弟だったり)がいれば普通にご飯も食べられるし、家があれば寝る所にも困らない、生活も出来る。
ただそこに甘えて「働かない」という選択をすることは許せないと思っていました。
そういう人はこの世の中には沢山いると聞いているし、一体何を考えているのだろうと興味本位で話を聞いてみました。
それによると、仕事(バイト)をしても嫌で嫌でたまらなく逃げてしまうと。
とにかく働きたくない。
自分のやりたいことしかやりたくない。
・・・・はぁ。
「だから、それが甘えでしょ」と思った時に、あるデザイナーさんの言葉を思い出しました。
そのデザイナーさんは何十という数のバイトをしてきましたが、全然続かなかったと。
コンビニの業務すら出来ない。
頭では分かっているけど、出来ない。
拒否反応が出てしまい、服しか作れない。
その方は相当苦労したそうですが、
数年後、今はその服作りでお客様を幸せにしています。
その方にしか出来ない世界観と服作りで。
その方の言葉を思い出したとともに、「じゃあ自分はどうなんだ」ということを思いました。
僕はこの今やっている仕事が好きすぎて毎日が幸せです。
辛くても辛くても毎日毎日頑張れる。
純粋に100%好きなことをしています。
周りが飲み屋できゃいきゃいしていようが関係ない。自分は自分。この仕事しかしたくないし、出来ない。
・・・・・?
あっ僕も一緒だ。ニートの人と一緒。
純粋に100%好きなことしかやっていない。やっているから出来る。
やっていなかったら出来ない。したくない。
「働くことが当たり前」ということを当たり前にするとニートはいつでも完全に否定され、ひどい扱いを受ける。
働いている人はなぜか偉くなる。
でも、時代は変わって、また10人10色であることを考え、
「働くことが当たり前」ではないのであれば、その家族の援助をうまく使い『自分のしたいことしか出来ない環境を作り続ける』人がいてもそれは不思議ではないなと思いました。
全てのニートの方をかばうのではないのですが、「否定」するのではなく、違う視点からも見てみる。
きっと何かで妥協をしたり、我慢したりすれば、物事の純度はどんどん下がる気がします。
本当は◎が好きで、◎しかやりたくないのに、△がないと生活が出来ないから、△をしてみる。◎への純度は△によって下がり、◎への想いや愛だったりも下がるような。そしてどんどん△に心は支配されるような。
(持論ですが・・・・)
きっと、いつの日か、純粋に純度100%で貫く、作曲家になる為に毎日曲を作っている人は、作曲家になるんだと思います。
そういう人が成功をする気がします。
ニートだとか職種とかは全然大した事なくて、何かを信じ続ける人こそが成功する。
成功してほしいなと。
夢、絶対に叶えてほしいです。
100%やれている自分は、自分の夢を絶対に諦めない。
・・・そんなことを最近思いました。
長々と申し訳ございません、、、本題です。
誠に勝手ではございますが、