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本日より秋冬コレクションが始まりました。明日は・・・・(訂正)
2013.08.04|つぶやき
本日より、Seltieの’13A/Wコレクションが始まりました。
朝11時から夜20時まで休まること無く常にお客様がいらっしゃり、大変充実した立ち上がりでした。
誠にありがとうございました。
本日よりオンラインストアでも秋冬アイテムを掲載しておりますが、まったく間に合っておりません。
商品も着用画像もまったく進めておりません。申し訳ございません。。。
(何の為に6日間も休んでいたんだよ!と怒られそうですが、立ち上がりからこんなに商品揃うのは想定外でした。。)
・ワンピース『スーパーミーワンピース』
・巻きスカート『長いものに巻かれる』
・スカートエプロン『うるさい、だまれ』
尚、以前も発売しており、再入荷のお声が多かった、
・『コルクピアス』
・『コルクリング』
も入荷してまいります。
また『スーパーミーワンピース』のみ数着限定で、受注生産が可能となりますので、ご予約も承らせていただきます。
追って明日以降ご紹介させていただきます。
ここで『多分絶対』のお話。
お取り扱いを始めさせていただいてからお客様とお話し、デザイナーともお話し、僕自身も『多分絶対』について知らなすぎることが多かったと反省を致しました。
僕自身、気になっていたのがコルクリングのピンの差し具合とまくらっち(大)の縫製。
「コルクリング」のピンの差し方はあきらかに真っ直ぐではなく、なんか曲がっていてすごく気になっており、「まくらっち」の縫製も真っ直ぐキレイではなくがたがたと曲がっていてどうもおかしい。
この疑問を持ちつつお客様へとお届けするのはどう考えてもおかしい。
お取り扱いをさせていただくべきではなかったのか。。。。
正直そこまで考え、すぐにメールをし、デザイナー(アーティスト)の”西尾さん”とお電話をしました。
・・・・一番心に残っているのは「誰の目にもとまらないような小さなこと、ゴミみたいなもの、そういうもの(こと)にこそ美しさがある」
そして、「コルクリング」のピンの差し方、まくらっち(大)の曲がった縫製、それも全て完全なる故意であって、『多分絶対』の世界の一つだと知りました。
僕はここで完全に『多分絶対』のファンになりました。
「縫製はキレイでなくてはならない。ピンは真っ直ぐでなければならない」
僕はそれは根本的に”正解”として思い、洋服を見てきたし、買ってきたし、紹介をしてきました。
だけれど、それはアーティストの西尾さんの世界ではまったく通用しないし、今まで見てきたものが絶対なる正解ではないと作品を通し、教えて下さいました。
僕は世界観しか見ていなかった。本当に伝えるべきことをしていなかったと後悔をしました。。。。
そして、フォトグラファーとして西尾さんをサポートしている”藤原さん”は電話でこう続けました。
「西尾くんは購入して下さっているお客様にもそういうことを伝えない」と。
誰の目にもとまらないようなことにこそ美しさがある、という言葉はもちろん一切口にしないし、作品を見た方にそれを伝えるべきではないと思っていると。
本当は、このBLOGでこういうことを書くことは違うのかもと僕自身分かってはいるのですが、ただ僕みたいに完全に一番大事な部分を見過ごしていた方も絶対にいるはずですし、その気持ちをそのままにして、置き去りにして過ごしてきた方はもう一生この美学に気が付けないかと思うとすごく悲しく、、、
それは、「正解はこれなので」とお伝えしたいのではなく、
アーティストである西尾さんが言葉いらずにして作品を通し、美しさを伝える。
店側はそれを黙ってお客様にお見せするのではなく、
こんな素敵な美学があって、それに気が付かなかった自分がいて、
こんな素敵なアーティストがいて、それを素敵だと思うお客様がいて、その架け橋とならなくてはいけない、なりたい、そういう気持ちあってです。
アーティストである西尾 勇斗さんの作品に是非会ってみて下さい。
その出会いは、間違いなく本物です。
長文、乱文失礼致しました。
明日も皆様のご来店をお待ちしております。
Seltie 宮下