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僕が断煙をしたその先に待っていたものは

2013.02.10|つぶやき

タバコ?そんなもの一生吸わない。

と言っていた○学生の時、興味本意でその存在に近づき、10年以上はずっと一緒に居て大親友だったタバコ。

そのタバコと一切の縁を切ってから早5ヶ月以上・・・

たまに夢の中で吸っていて起きてハッとしたり、

仕事が一息ついたときに「さぁてタバコタバコ・・・いやいやもうやめたじゃん、ははは」と一人で無邪気に演じてみたり、(わざとではなく)

なんだかんだ10数年の思い出なんてものはなかなか消えないわけで。

でも、完全に禁煙(断煙)した僕の最近の話。

・・・・・・・・・・・

数年前から定期的に”歯医者”に行っています。

当時、歯が痛くなり、お金もないけどこのままじゃ痛くて生活出来ないと思い、勇気を絞って歯医者へ。

すると虫歯が7本・・・・。

どんな人間でも7本と聞かせられれば全部完治するまで通うもの。

それから、毎週のペースで嫌々でも歯医者に通うわけです。

通っていると習慣になり、行くのが当たり前に。。。

そんなある時、”タバコ”の話になりました。まだその時虫歯は残り3本とか。

院長さんからタバコのいけない部分を長々(すいません・・・)聞かされ、
「やめる気なんてないわい」なんて心の中で言いながら、お会計。

指導料?だかなんとか料で、そのお説教費が1000円とか2000円とかで治療費と一緒に入っていました。

「おいおいおいおい!」

「説教する前に俺の虫歯をさっさと治してくれよ!」

「こっちは店持つ為の貯金を毎月こつこつ貯めてて、こんなんに払える金なんてないんだよ!」

っと腹が立ったわけです。もちろん口にはしませんでしたが。。

聞きたくもないお説教を聞かされ、やめる気もないタバコをやめるよう促され、長々話を聞かされ、それになぜかお金を払う・・・。(暴言をお許し下さい)

それから数年後。

今でも同じ歯医者さんに行っているわけですが、つい先日久しぶりに行きまして、
「最近タバコをやめました」なんてなんとなく言いました。

その3日間後、また歯医者に行く用があったので席に座って数分後・・・

『はい、これ!』と院長さんから渡されたもの。

賞状。

「???」

『表彰するから。』

「あっ・・・はい・・」

そんなわけで、禁煙を達成した記念に”賞状”をいただき、褒め讃えられ、ガムと歯ブラシ等をいただき、

『記念撮影をしよう!』

「あっ・・・はい・・」

朝早くて寝ぼけた顔で、なぜか髪が立方体の僕。(と院長さん)

もちろん手には賞状。(笑)

この写真をもらって爆笑してしまいました。
なんつー顔してなんつー髪型しているんだと。

当時はあーだこーだ言われたけれど、タバコやめて良かったかなと初めて思った日でした。

そして、この歯医者さんに行き続けていて良かった。本当に素敵な先生です。

こうして写真として残るのならば、せめて髪型くらいちゃんとするべきだったなぁ。

これが歯医者さんに飾られる事がないことを心から祈ります。

Seltie 宮下