BLOG
写真家の松江 泰治 氏とSeltie 2016年も。
2015.12.19|つぶやき
宮下です。
先日は今年最後となる東京出張へ。
一つの目的が「松江 泰治」氏の個展。
今シーズンから当店のDMに松江 泰治 氏の写真を使用させていただいており、今回の個展も非常に楽しみにしておりました。
お世話になっているTARO NASUギャラリーにて開催されております。
個展は”LIM”というタイトルで「墓地」をテーマにしております。
墓地は墓地でも、松江 泰治 氏の撮る墓地は、一般的な考えによる墓地ではありません。
作品は新しく発売された写真集に掲載されております。宜しければ!
そして個展で、また1枚写真を購入しました・・・。
僕は、一個人として、松江 泰治氏のファンであり、
また店の店主として、それをDMという店の媒体に使用させていただく・伝えていくという2つの顔があるからこそ購入している(出来ている)のですが、(決して安いお買い物ではないので・・)
是非「写真」を “買う” という行為がもっと身近になればいいなと思っています。(特に男性)
それはもちろん写真に限らず、絵画やアートにも言えます。
僕自身『買おう』なんて当初は思いませんでしたし、『買えるもの』とすら思ってもいませんでした。
でも、アートも、
服を買う、車を買う、バッグを買う、時計を買う、家具を買うと同じなんだと知りました。そしてその世界の奥深さに驚きました。
なくても困りませんがあっても困りません。
服や家具等と同じく、生活に彩り、豊かさを与えてくれます。
見るだけでなく、それを実際に “買う” という行為は、それを所有する責任、その作家や作品に対しての敬意でもあり、いくら口で「応援している」・「好き」と言ってもやっぱりお金を払って買うというのには及ばないんじゃないかと思っています。
だからこそお金を払って買います。(まぁただ買えばいいって問題でもないですが・・)
それは僕がバイヤーとしてデザイナーの服を “買う” という行為と同じようにも思います。
来シーズン(来年)も店頭でお名前をいただいているお客様、通販を日頃よりご利用いただいている方々に松江 泰治氏の写真を使用したDMをお送りさせていただきます。
宜しくお願い致します。
Seltie 宮下 慎司