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僕は一生プレーヤーで
2017.09.10|つぶやき, 宮下の暑苦しいつぶやき
代表の宮下です。
ふとっそういえばいつだかに少しぼかして同じようなことを書いてたようなと思い探してみたらありました。
3年半前に→「戦う」
若干の考え方に違いはあるものの読み返してもそんなに変わらんなーと。
人生には選択する場面が多くあります。
服屋なので、どの服にしようか?
ご飯屋さん行って、どれ食べようか?
2つの道、3つの道、たくさんの道から1つを選びます。
選ぶということは=捨てるということ。
その連続です。
(’13S/Sの時の商品量)
僕はとてもアホなので何にも考えずに良いと思ったブランドをいっぱい増やし、忙しくなることを見越してスタッフが増え、そのうちに店頭にも立たなくなりました。(今はNewTimeで立っています)
僕にとって店とは子と一緒なので毎日毎日今でもきちんと面倒をみていますし、中途半端なことだけはするなとスタッフに厳しく言うこともあります。
ただそのほとんどの売り場をスタッフに任せ、お客様への対応をスタッフに任せて、僕はPCや数字と格闘し、「俺は経営者だ」「経営者になるんだ」と決めました。
数年経ち、
最近もそうなのですが、
「自分はなんのために仕事をして、どうなっていたいのか?」
自分に問い続けました。自分の原点を探しました。
売り場をスタッフに任せた以上は俺は経営者になるんだと心に決めてはいたものの、全然楽しくてなくて、ワクワクもしなけりゃ、服を買っても誰とも共感出来ない。
その近くで笑いあうお客様とスタッフを見ながらどこかで羨ましく。。悔しく。。(この時点でなおさらアホ)
「自分は経営者になりたくて服屋をしたんだっけ?」と問い続けていくうちに、
自分は監督じゃなくてプレーヤーでいたいんだと気が付きました。
それが自分に正直な気持ちだと。
一生服を買いたい。一生バイヤーでいたい。一生販売員でいたい。
もしかしたら一番初めに僕が雇うべき人間は僕を雇ってくれる人間だったのかもしれません。
11月からのSeltie NAGANOには毎日僕が電車で通います。(月曜日のみスタッフ山下が長野へ。逆に月曜日は僕が松本に)
不安も多いですが、また自分1人でお店に立ちお客様と服の話をすることはとっても楽しみです。
(先日長野に行った際に撮ってきました。ここがSeltie NAGANOに生まれ変わります)
経営のことはもちろん勉強していますし裏方のような仕事も続けていきますが、人と話さないデスクワークだけはごめんです。あと販売しか出来ない販売員もごめんです。
・・・・っとこんなことを書いたのも「宮下さんは店頭に立っているんですか?」と聞かれることも多く、宮下は何をしたいのかもしっかりと説明したいなと思いました。
僕はプレーヤーです。
出たがりです。
うちのスタッフはみなそうだと思います。それでいいんだと思います。
→ ONLINE STORE (通販)
Seltie 宮下 慎司